iPad(iPhone)をアップデートしたらメールがうまく開けなくなった

2021/12/16
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こういう時にまずやるべき、簡単かつ一番オーソドックスな方法は再起動

  • メールアプリもバックグラウンドで動いているアプリも全て終了させてから、本体の電源オフ&再起動。
  • 機内モードのオンオフだけでも良くなる場合があるようです。

iPad(iPhone)をアップデートしたらメールがうまく開けなくなった「この他のトラブルでもまずは再起動オススメです!」

大体これでうまくいく事が多いのですが、これでダメだとちょっと厄介かも知れません…
以下、なるべく簡単な事から試せるようにまとめてみました。

 

【ステップ1】

「アップデート前は大丈夫だった」という場合はステップ1は飛ばしてステップ2から確認します。

(不明な場合はこちらから確認して下さい)

  • ネットに接続できているかを確認。
  • メールサーバーの方で不具合が起こっていないか?
    (携帯会社やプロバイダのホームページでチェック。iCloudメールの場合はhttps://www.apple.com/jp/support/systemstatus/
  • 設定の確認。「設定」>「ユーザ名」>「iCloud」で「メール」がオンになっているか確認。
  • iCloud ストレージの上限を上回っていないか確認。

といった基本事項からチェックします。

 

【ステップ2】

そのバージョン自体の不具合の可能性を確認してみる。

複数ユーザーに起きている「そのバージョン自体の根本的な不具合」の場合と、
たまたま自分の機器だけ不具合が起きてしまう場合があります。

iPad(iPhone)をアップデートしたらメールがうまく開けなくなった「バージョン自体の根本的な不具合?!自分だけでは無い方が心強い場合も」

それなのでまず、全体的に起きている事なのか?を「リアルタイム検索」などで確認してみます。
(Twitterで検索、またはヤフーの「リアルタイム」など)
沢山の人に同じ障害が発生している場合は「根本的な不具合」だと思われますので復旧を待ちます。

同じような人がいない場合は「たまたま自分の機器だけシステムがバグった」可能性が出てきますが、
確定では無いので、先に簡単に出来る事から試していきます。
(ここで念のためステップ1を確認しておきます。それからステップ2の続きを試してみて下さい)

データをiCloudへバックアップしておく。

ここからは、本体のデータが消える可能性が出てきますのでバックアップをとっておきます。※データ量が多くなるのでWi-Fi環境下で行うのをオススメします。

「設定」>「ユーザ名」>「iCloud」>「iCloud バックアップ」>「今すぐバックアップを作成」

メールアカウントを削除して設定し直してみる。

「設定」>「メール」>「アカウント」で削除したいメールアカウントを選んでタップ。
「アカウントを削除」をタップしたら、「アカウントを再び追加」に切り替わるのでタップすればOK。
※「削除ボタンが出てこない!」と言う場合はプロファイルで追加されたメールアカウントなので、下手に削除すると「プロファイルのその他の設定情報も削除されるため、割愛させて頂きます。

メールアプリを再インストールしてみる。

「アプリを取り除く」(データはそのまま)という方法と、
「アプリをアンインストールする」(デバイスからデータも削除される)という方法があります。

操作する場所はどちらも

設定→一般→iPadストレージ(またはiPhoneストレージ)→メール

  • こちらの「Appを取り除く」がアプリを取り除く方
  • 「Appを削除」がアプリをアンインストールする方

「Appを取り除く」の場合は再インストールも同じ画面で出来ます。
(「Appを再インストール」にボタンが切り替わるので、それを押すだけでOK!)

「Appを削除」の場合は、再インストールはApple Storeからになります。

 

【ステップ3】

ここまでやってもダメな場合、初期化が必要になってきます。
※再セットアップ時にクイックスタートが使えると便利です。→クイックスタートとは?

初期化するには

Apple IDのパスワードが必要になりますので、用意しておきます。

「設定」>「一般」>「転送または [デバイス] をリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」

「リセット」ではなく、「すべてのコンテンツと設定を消去」の方を選ぶのがポイントです!
「リセット」だと色々な設定が消えてしまうので人によっては逆に大変な事になる場合もあるので注意して下さい。

iPad(iPhone)をアップデートしたらメールがうまく開けなくなった 「Apple IDの確認コードってどこで入力すれば良いの?」といったトラブルなどが想定されます

初期化後は案内に従って「言語」やデバイスの新しい「パスワード」などを設定します。

データの復元は「App とデータ」画面まで進んでから、「iCloud バックアップから復元」をタップ。
iCloud(サインインはApple IDになります)から復元させたいバックアップを選んでタップすればOK。

クイックスタートとは?

他にもiPadやiPhoneを持っている場合、「セットアップしたい機器」に近づけるだけで、Apple IDやwi-fi設定を自動的に設定してくれる機能。
(指示に従って「機器を認識させる為の操作」をする必要はあります)

※クイックスタートはiOS 11以降が動作するiPhone/iPad/iPod touchでないと使えません。
※クイックスタート時にはBluetoothをオンにする必要があります。
※クイックスタート実行中は、機器が使えなくなりますので時間に余裕をとって行ってください。

言語設定やパスワードの設定などはしなければなりませんが、クイックスタートを使うと色々な設定を自動的にしてくれるので便利です!

初期化してもダメな場合はApple Storeや修理店に

初期化してもダメな場合はApple Store や Apple 正規サービスプロバイダ、またはお近くの修理店(「総務省登録修理業者」に登録されているかどうかもポイント)で相談してみて下さい。